世界で活躍している日本人 スポーツ以外
滞在中に観戦したのは、ラグビーの聖地と言われるトゥイッケナム・スタジアムで行われたイングランド代表対日本代表のテストマッチと、西部の港湾都市ブリストルでのプレミアシップ(国内トップリーグ)エクセター・チーフス対ブリストル・ベアーズの計2試合。それぞれ見ごたえのある好ゲームだったのだが、最も印象に残っているのは、ラグビーの試合が“媒介”として存在していることだった。 もちろんイングランドの人々はラグビーという競技が大好きで、試合そのものを楽しみにスタジアムへと足を運ぶ。だが、試合の応援と同じか、あるいはそれ以上の熱量を、友人や家族ら、スタジアムで顔を合わせた人々とのコミュニケーションに傾けているように見えたのだ。 実際、試合は40分ハーフで、キックオフからノーサイドまで2時間足らずで終わってしまうのに対し、その前後の時間は膨大にある。イングランドのファンたちは、試合が始まるずいぶん前の時間からなじみのパブに顔を出し、ビールを片手ににぎやかに話し込んでいる。 トゥイッケナムでのイングランド代表対日本代表のテストマッチは現地午後3時のキックオフだったが、近隣のパブは正午にはすでに店の外に人があふれるほど混雑していた。ここで身も心もウォーミングアップ。チケットを持つ人は、試合時間が近づくとスタジアムへと向かっていった。 8万人以上を収容するトゥイッケナム・スタジアムの観客席を見ていると、試合の直前まで空席が多く、「もしや日本戦だから不人気なのか」などと気を揉んだが、キックオフにぴったり合わせるかのようにほとんど満席になった。おそらく、多くの観客が試合が始まるギリギリまで立ち話をしていたのだろう。 試合終了後も然り。コンコースにあるバーは大盛況で、かなりの数の人々がスタジアム内に居残って酒を飲み続けていた。スタジアムを離れ、試合前に立ち寄ったパブを再びのぞいてみると、こちらは同日午後7時にダブリンで始まったアイルランド代表対ニュージーランド代表戦の生中継が映し出された大画面に、満員の客たちの熱視線が注がれていた。
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朝から晩まで、ラグビーとビール漬けの一日。傍らには仲間たちがいる。彼らにとって、これ以上の息抜きはないのだろうと思えた。 現地でのもう一つの発見は、これまでも書いてきた通り、ビールの消費量が半端ではないということだ。11月半ばを過ぎたイングランドはかなり冷え込んでいたが、そんなことはお構いなし。ブリストルのスタジアムでは、日本の居酒屋で見かけるピッチャーのような2パイント(1リットル以上!)入りカップを両手に持って歩いている人も珍しくなかった。パブでも、スタジアムでも、とにかくビールなのだ。 組織委の関係者によると、ラグビーワールドカップの試合が行われるスタジアムでは、サッカーなどの国際試合の3~4倍の量のビールを準備する必要があると見込んでいるという。ホスト国としては、多様なビールを用意することはもちろん、日本独自の食材を生かしたつまみの開発やスタジアム周辺にある飲食店の営業時間の見直しなど、工夫次第で手にするものの大きさが変わってくるのかもしれない。 ブリストルで出会ったファンの一人は、ワールドカップ観戦のために日本に行く予定だと話していた。滞在は6週間。やはり試合の合間には日本を観光したいと言っていた。 世界各地から集まるラグビーファンに、どんなふうに時間とお金を使ってもらうのか。それを考えるうえで、イングランドで感じた「コミュニケーションの媒介としてのラグビーの存在」と「胃袋に吸い込まれていく大量のビール」は、一つのヒントになるのではないだろうか。 言い添えておきたいが、見た限り、酒は飲んでも、酒に飲まれている人はいなかった。あくまで紳士であり、試合が終われば「ノーサイド」の言葉通り、敵も味方もなく肩を組むのがラグビーの文化だ。母国開催というまたとない機会に、その輪に加わってみるのもラグビーワールドカップの醍醐味と言えるだろう。
1990年代まで、日本代表はオリンピックへの出場はあったものの、ワールドカップへの出場は叶わずにいました。しかし1993年にJリーグが開幕すると、日本サッカーのレベルが上がり、悲願のワールドカップ出場が現実味を帯びてきます。その年に行なわれた、ワールドカップアメリカ大会の予選では、最終予選3位で出場権を逃すものの、次の1998年フランス大会で初出場を果たしたのです。この大会では、グループリーグで3連敗してしまったのですが、ジャマイカ戦で中山雅史選手が日本代表の初ゴールを挙げました。2002年には韓国との共催でワールドカップ開催国となり、ベスト16入りを果たすなど、日本代表の成長を見せることができたのです。日本代表は現在までに、ワールドカップに4大会連続で出場しており、2014年のブラジル大会へも出場が決まっています。前回の南アフリカ大会で、3大会ぶりにグループリーグを突破した日本代表は、今後もさらに強化を重ね、ワールドカップでの優勝を目指しています。
【田村】RWCは、EYという会計事務所がスポンサーに入っていて報告書を出しています。日本大会の経済波及効果は、6464億円。スポーツ産業学会での報告では事業規模的にはRWCは600億円あまりです。オリンピックの事業規模は6000億円から7000億円ですから、それと比べると10分の1ほどです。とはいえ経済波及効果は大きい。私もボランティアをしながらいろいろな方と話してそれなりの効果を感じました。また、奈良、京都では試合は行われませんでしたが、観光では多くの人が訪れました。
世界で人気のスポーツ
アメリカにおける野球は、日本、韓国、台湾といった東アジア諸国やキューバ、ドミニカ共和国といったカリブ海諸国などでもなじみ深い球技である。1970年代に一番人気スポーツの座をアメリカンフットボールに譲った形になったものの 、今日でもバスケットボールと共に高い人気を得ている競技である。また、野球は歴史的にアメリカの“国民的娯楽” (National Pastime/American Pastime) と称されてきた 。
例えば、MLBにおける試合中継の場合はアメリカ3大ネットワークや、スポーツ専門チャンネルといった全国放送の試合中継とケーブルテレビといったローカル放送の試合中継の2つに大きく分けられる。このうち、全国放送の試合中継はMLB機構全体の収入になり、傘下の全球団へ均等に分配されるが、ローカル放送局の収入はその球団独自の収入になるので、ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスの様なMLB屈指の人気球団とその他の球団の間には大きな収入格差が生まれている。2000年代に入ってからは、「ヤンキース・エンターティメント・スポーツ」 (YES) などといった球団独自のケーブルテレビ局が財政に余裕のある球団間で次々と設立されて球団間の収入格差はますます拡大しているが、この事はMLB以外のメジャープロスポーツリーグでも当てはまる。そこで、チーム間の格差を出来る限りなくすための処置として、各メジャープロスポーツリーグの機構はドラフト制度やサラリーキャップなどに代表される徹底したリーグの戦力均衡策を行っている。
アフリカ系アメリカ人が好むスポーツであり、マイケル・ジョーダン(シカゴ・ブルズ)、マジック・ジョンソン(ロサンゼルス・レイカーズ)、デニス・ロッドマン(シカゴ・ブルズ)らの全盛期はNBAブームで、MLBを凌ぐ人気を得た時期もあった。ジョーダンの引退後は人気が伸び悩み、一時はNBAファイナルの視聴率もジョーダン全盛期の1/3程度にまで落ち込んだ。人気低迷の主な原因としては、全米規模のスター選手の不在が挙げられていた。しかし、近年ではコービー・ブライアントやレブロン・ジェームズなどに代表される若手のスター選手が続々と現れており、NBA人気も回復傾向にある。2010年のNBAファイナル第7戦は、ジョーダンの引退以降では最高の視聴率を記録した。ちなみに、国内外の若年層の間では1990年代に世界的な形で広まったヒップホップ文化の影響で、NBA各球団のレプリカユニフォームやチームロゴなどをあしらった帽子やTシャツは、ストリートファッションの一部として広く認知されている。
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アメリカにおける野球は、日本、韓国、台湾といった東アジア諸国やキューバ、ドミニカ共和国といったカリブ海諸国などでもなじみ深い球技である。1970年代に一番人気スポーツの座をアメリカンフットボールに譲った形になったものの 、今日でもバスケットボールと共に高い人気を得ている競技である。また、野球は歴史的にアメリカの“国民的娯楽” (National Pastime/American Pastime) と称されてきた 。
例えば、MLBにおける試合中継の場合はアメリカ3大ネットワークや、スポーツ専門チャンネルといった全国放送の試合中継とケーブルテレビといったローカル放送の試合中継の2つに大きく分けられる。このうち、全国放送の試合中継はMLB機構全体の収入になり、傘下の全球団へ均等に分配されるが、ローカル放送局の収入はその球団独自の収入になるので、ニューヨーク・ヤンキースやボストン・レッドソックスの様なMLB屈指の人気球団とその他の球団の間には大きな収入格差が生まれている。2000年代に入ってからは、「ヤンキース・エンターティメント・スポーツ」 (YES) などといった球団独自のケーブルテレビ局が財政に余裕のある球団間で次々と設立されて球団間の収入格差はますます拡大しているが、この事はMLB以外のメジャープロスポーツリーグでも当てはまる。そこで、チーム間の格差を出来る限りなくすための処置として、各メジャープロスポーツリーグの機構はドラフト制度やサラリーキャップなどに代表される徹底したリーグの戦力均衡策を行っている。
世界のスポーツ
ここで懸念されるのが、W杯の放映権料である。「高騰するワールドカップ放映権料 なぜ高くなっているのか徹底解説!(スポーツビジネス専門メディア「HALF TIMEマガジン」)によると、「ワールドカップロシア大会で、(注)JCがFIFAに支払ったのは約600億円。日本で初めてワールドカップが放映された時の放映権は8000万円でした。それに比べると、750倍もの金額になったといえます。」という。(日本で初めて放映されたのは1970年メキシコ大会)
棒高跳びに似た「フィーエルヤッペン」は、運河の多いオランダの暮らしの中から生まれたユニークな競技。各競技者は、水路の片岸から助走し、あらかじめ立てかけておいた長さ10メートルほどのポールに飛びつき、よじ登りながら、対岸のより遠方を目指して着地、その飛距離を競う。オランダの北東部フリースラント州に暮らす人々が、さまざまな区画に点在する鳥の卵を求めて移動する際、ポールを使って運河を越えていたことから、1767年に競技として誕生した。以来、夏のスポーツとして親しまれ、5~9月にはフリースラント州やユトレヒト州を中心に毎週大会が開かれている(2021年は一部中止)。現在の世界記録は地元オランダ人男性による22.21メートル。日本でも2000年代に大阪で大会が開かれ、その際の記録が公式に認定されている。
テレビで観戦したスポーツをみると、全体では「プロ野球(NPB)」が46.0%と最も高く、次いで「サッカー日本代表試合(五輪代表・なでしこジャパン含む)」36.8%、「マラソン・駅伝」34.8%、「高校野球」33.9%、「フィギュアスケート」30.2%であった。性別にみると、男性は「プロ野球(NPB)」が55.9%と最も高く、「サッカー日本代表試合(五輪代表・なでしこジャパン含む)」42.6%、「高校野球」37.1%と続く。女性は「フィギュアスケート」が42.4%と最も高く、次いで「プロ野球(NPB)」が36.0%、「マラソン・駅伝」が35.1%であった。テレビ観戦率上位10種目は、女性よりも男性の観戦率が高い種目が多く、「プロ野球(NPB)」や「メジャーリーグ(アメリカ大リーグ)」、「格闘技(ボクシング、総合格闘技など)」は男性が女性を大きく上回る。一方で「フィギュアスケート」は女性が男性より24.2ポイント高い。
ここで懸念されるのが、W杯の放映権料である。「高騰するワールドカップ放映権料 なぜ高くなっているのか徹底解説!(スポーツビジネス専門メディア「HALF TIMEマガジン」)によると、「ワールドカップロシア大会で、(注)JCがFIFAに支払ったのは約600億円。日本で初めてワールドカップが放映された時の放映権は8000万円でした。それに比べると、750倍もの金額になったといえます。」という。(日本で初めて放映されたのは1970年メキシコ大会)
棒高跳びに似た「フィーエルヤッペン」は、運河の多いオランダの暮らしの中から生まれたユニークな競技。各競技者は、水路の片岸から助走し、あらかじめ立てかけておいた長さ10メートルほどのポールに飛びつき、よじ登りながら、対岸のより遠方を目指して着地、その飛距離を競う。オランダの北東部フリースラント州に暮らす人々が、さまざまな区画に点在する鳥の卵を求めて移動する際、ポールを使って運河を越えていたことから、1767年に競技として誕生した。以来、夏のスポーツとして親しまれ、5~9月にはフリースラント州やユトレヒト州を中心に毎週大会が開かれている(2021年は一部中止)。現在の世界記録は地元オランダ人男性による22.21メートル。日本でも2000年代に大阪で大会が開かれ、その際の記録が公式に認定されている。
テレビで観戦したスポーツをみると、全体では「プロ野球(NPB)」が46.0%と最も高く、次いで「サッカー日本代表試合(五輪代表・なでしこジャパン含む)」36.8%、「マラソン・駅伝」34.8%、「高校野球」33.9%、「フィギュアスケート」30.2%であった。性別にみると、男性は「プロ野球(NPB)」が55.9%と最も高く、「サッカー日本代表試合(五輪代表・なでしこジャパン含む)」42.6%、「高校野球」37.1%と続く。女性は「フィギュアスケート」が42.4%と最も高く、次いで「プロ野球(NPB)」が36.0%、「マラソン・駅伝」が35.1%であった。テレビ観戦率上位10種目は、女性よりも男性の観戦率が高い種目が多く、「プロ野球(NPB)」や「メジャーリーグ(アメリカ大リーグ)」、「格闘技(ボクシング、総合格闘技など)」は男性が女性を大きく上回る。一方で「フィギュアスケート」は女性が男性より24.2ポイント高い。